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我が家のマイホーム大作戦3

プラン作成

いよいよ設計に入る

平成14年4月下旬

土地が手に入ってしまったため、ちょっとほっとしたのと、K氏の仕事がとても忙しかったのとで、マイホームの計画が足踏み状態だったけれど、最近やっと設計プランが決まりかけてきた。
1Fが事務所2・3Fが住居という形になる。はじめは鉄骨造のつもりだったが、思い切ってRC造(鉄筋コンクリート造)にしようということになった。(最近は鉄骨造もRC造も3階建てになると値段はそんなに変わらないらしい)
1Fの事務所は、天井や内壁はコンクリートのままで内装工事をしないでコストを下げる。2・3Fでも省けるところは省いて、少しでも安くあげる。融資が大変だからだ。住宅金融公庫も存在が怪しくなってきているので、そうなると銀行で借りなければならない。低金利時代とはいえ、20年も30年も多額のローンを払い続けるのは大変だ。建築費は安いにこしたことはない。
でも、何もかも安くしてしまっては安っぽい貧弱な家になってしまう。お金をかける所とかけない所をきちんと考えて、優先順位をつけて、メリハリのある家にしたいものだ。

ショールームに行ってみる

平成14年5月初旬

設計プランが決まってくると、具体的なイメージがほしくなってくる。それで、このゴールデンウィークにショールームに行って来た。とりあえず何でも揃っているので、松下電工のショールームに行ってみた。
お目当てのキッチンを見るが、やはり素人だと何を基準に選んだらいいのかわからないので、アドバイザーの方にお願いして簡単なプランを作ってもらった。
まず、予算・寸法・形状(I型とかL型とかアイランド型とか)を伝え、その後で詳細を決めていく。

・扉
(材質、色、取手の形など。)
・カウンター(幅、高さ、カウンタートップをステンレスか人工大理石にするかなど)
・シンク(幅、形状など)
・水栓金具(形、材質、シャワーヘッドを引き出して使えるものなど)
・浄水器(浄水、アルカリイオン水用など)
・食器洗い乾燥機(引出し式、スライド式、など)
・レンジ台(ガスレンジorIHクッキングヒーター)
・オーブン(レンジの下のビルトインタイプをつけるか)
・レンジフード(換気扇)
・フロアユニット(シンクの下等の形状を引出しにするか、バスケット型にするか等)

これらを1つ1つ付けるか付けないか、ランクはどれにするか等々選んで、最終的にまとめてもらう。ついでにカップボード&家電品を置くカウンターなどの壁面収納も見積を出してもらうと、
総額 ナ・ナ・ナント!! 2,190,000円
キッチンは揃えると高いというけれど、200万円とは・・・。壁面収納の部分ははずして、シンク側だけでも129万円也。
やっぱり、ショールームで「これとこれのどちらにします?」なんて聞かれたら、いいほう(値段の高いほう)を選んでしまうのは私だけではないはず。現実的には、きちんと予算を決めて「この金額内で必要なもの」という考え方で選んでいかなければ。でも、色々と勉強になった。また他のショールームにも行ってみよう。

ボーリング調査

平成14年6月中旬

最近は住宅でもボーリング調査は必要なようだ。
いつも事務所でお世話になっている会社にボーリング調査をしてもらった。
下の表の折れ線グラフで、右側ににいく程固い地層になっている。そのため、深さ12~13mの所まで杭を打つことにした

周辺あいさつ

平成14年7月上旬

埋め立てを始める前に、まわりの住人の方にあいさつにまわった。
隣はマンションなので、管理人さんのところへ、空き地になっている隣地は大家さんの所へ、ちょっとした手みやげを持ってそれぞれあいさつに行った。
また、着工時には施工業者の方があいさつにまわってくださるとのこと。

システムキッチン獲得

平成14年7月上旬

キッチンハウスのショールームへ行った。
以前に事務所のお施主さんで、キッチンハウスのシステムキッチンを入れた物件が2・3あったため、私も見せてもらったことがあるが、とっても使いやすそうで憧れだった。ただ、値段の方がちょっと高めで、うちには手が届かないかもなあ・・・と、思っていた。
でも、ショールームに行って見るだけはタダだし、他のメーカーと比較もできるからなどと言ってK氏を説き伏せて行ってみたのだった。
思ったとおり素敵なキッチンがいっぱいあって、見とれていたのだけれど、その中でこれならば手が届くかなと思うものを、見積りをしてもらった。壁付のI型で、後ろに収納も付けて見積もってもらう。
平面図を見せてあれこれ営業の人と話していると、今、展示品で現品処分のものが1つあって、それがうちの平面にちょうど入る型だそうだ。
さっそく見せてもらうと、チェリー材のとってもすばらしいキッチンではないか!!食洗器もオーブンも冷蔵庫まで付いている。ダイニングテーブルも組み込まれていて、とてもスムーズな動線で作業できるようになっていた。
サイズはうちの図面にちょうど入るサイズで、営業さんは、「お宅のキッチンのためにあるようなもの」なんて言ったりして・・・
ただ、問題は予算である。定価は、うちのキッチンの予算の数倍はする。現品ということで、価格がいくらぐらいになるか、試しに検討してもらうことにして、ショールームを後にしたのだった。

平成14年7月

数日後、営業の方が事務所に、I型キッチンと、例の豪華なキッチンの見積もりを持ってきてくださった。
あの豪華なキッチンが半額以下で入るということだった。7・8年くらい前の製品だそうで、ショールームとしても新しい型のものに取り替えるために在庫処分のようなかたちで安くできるのだそうだ。
ただ、半額以下といっても我が家の予算よりはオーバーしている。でも、もう1つI型で見積もってもらった方でも200万弱くらいするので、両方を比べるとやはりお買い得という感じだ。
いろいろと考えて、迷った結果、あとで「やっぱりあれにすればよかった」と後悔するのもしゃくなので、清水の舞台から飛び降りる思いで、思い切って入れることに決めたのである。
これで、両開きタイプの大型冷蔵庫は付いているし、食洗器はお鍋も洗えそうなものだし、オーブンは鶏の丸焼きでも焼けそうなドイツ製の大型オーブンが入っているし、収納は十分にあるし・・・キッチンがりっぱすぎて、へたな料理は作れないなあという感じだ。かえってプレッシャーがかかりそうだ。

 

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