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我が家のマイホーム大作戦8

その後の我が家

引っ越し大騒動

平成15年4月5日

あいにくの雨の中、我が家の引っ越しが始まった。
業者は、以前の引っ越しの時にもたのんだA社。内容には少し不安もあったものの、見積りがとっても安かったので決めてしまった。
子供達の始業式に間に合うようにと、日柄のよい土曜日に決定。でも当日雨になるとは・・・。

1ヶ月ほど前からダンボールを詰め始め、以前の家のリビングはみるみるダンボールの山ができていった。家具の中をすべて空にしなければいけないので、なるべく使わないものから順に詰めていった。事務所の本などはK氏が少しずつ運んでいたが、家のものまでは手が回らず、結局全部当日運ぶことになってしまった。

2回目ということで、今回工夫したことは、ダンボールに番号をふっておくこと。部屋毎にアルファベットを決めて、リビングはA-1、A-2、A-3、キッチンはB-1,B-2というように。ダンボールの数もかなり多くなるので、紛失防止にもなる。それと、引っ越し当日すぐに使うものは別にしておくとよい。夜寝ようと思ったら「パジャマがない」ということがないように。

今回の引っ越しには2トンロング車が2台で、4人来てくれた。ただ1人がいかにもアルバイトのお兄ちゃんで、およそ引っ越し屋さんにはむいていないようなひょろひょろで、実質3人でやったようなものだった。自宅と事務所の両方なので、朝9時過ぎから始めて午前中で自宅のものを詰めて、新しい自宅にセッティングするのに午後いっぱいかかった。途中で1台のトラックが戻って、前の事務所のものを積み込んで、新しい事務所に着いたのがもう暗くなってからで、すべて終わったのが午後9時すぎ。車での移動時間は15分程なので、なんと12時間もかかってしまった・・・。
2・3箇所、キズがついてるなと思われる箇所があったけれど、こんなに長時間頑張ってくれたんだからと思うと、文句も言えなくなってしまった。

生活の中で気づいたこと

水勾配

水勾配というのは、玄関先やバルコニーなどの水はけのことで、雨が降ったり掃除で水を流したりした時にすっきりと水が流れて、変な所に水が溜まらないように仕上げることが大切だ。これはかなり気をつけないと、タイルを水洗いしたのに水たまりができているので、かえって汚れたりすることがある。タイルを貼ってしまってからでは遅いので、コンクリートを打った状態で確認しておいた方がいいと思う

スロップシンク

これも水に関係することで、バルコニーなどにはたいてい、掃除したりするために水道をつけるが、床や壁の低い位置に蛇口が付くことが多いと思う。掃除に使うだけならそれでもいいのだけれど、例えばベランダで靴を洗ったり、植木鉢をちょっと洗ったりする場合、床にしゃがんでするのは結構疲れる。また、足下がぬれてしまってやりにくい。そんなとき、シンクが付いているといいなと思った洗面台のシンクよりももうちょっと深めで、多少の砂などを流しても大丈夫なようにできているらしい。最近はマンションのバルコニーなどには付いているところも多い。

ダイニングテーブル

我が家はLDKが1部屋につながっていて、ダイニングテーブルがシステムキッチンに組み込まれているものだが、このテーブルが大活躍している。1600×1000くらいあって、結構大きなもので、食事はもちろんのこと、子供たちの勉強から私の趣味のトールまでなんでもこのテーブルでやっている。子供部屋はそれぞれあって、勉強机も部屋にあるが、自分の部屋で勉強したためしがない。たいていリビングにいて、部屋では寝るだけの状態だ。自分の部屋にこもっているよりもリビングで家族と一緒にいた方がいいとは思うが、なんでもかんでもリビングに持ってくるので、物が溢れている。以前、「リビングで勉強する子供は伸びる!」という話を聞いたことあるが、我が家に当てはまるかどうか・・・?

縦型ブラインド

我が家のLDKの窓には、カーテンは掛けずに縦型ブラインドをつけている。はじめはカーテンにするつもりだったが、事務所につける予定だったので、LDKにも使うことになった。カーテンのように洗濯の必要がないし、横型ブラインドに比べてホコリも積もらないし、汚れもほとんど気にならない。ブラインドなので羽の角度によって視界を遮りつつ、光は入れることができる。結構いいと思う。
ただ、風が強いときはブラインドがバタバタするので、窓を閉めるかブラインドを開けるかしないといけない。カーテンに比べると割高だが、傷まないので、取り扱いさえ気をつければ長持ちする。
皆さんのお宅でも検討してみてはいかがでしょうか? ’09.7.1

コンクリート撥水剤

近頃はコンクリート打放しの住宅もよく見かけるようになった。RCの住宅が増えてきたからだろう。タイルを貼るとコストがかかるので、打放し仕上げにしてあるところも多いと思う。ただ打放しの場合、雨水が垂れて壁にすじのような汚れが目立つ建物をよく見かける。せっかくのコンクリート打放しのかっこよさが台無しになってしまう。
我が家は汚れ防止のために、パラペットの上にアルミの笠木を付けた。そうすることによって雨水が直接壁に垂れないようになるので、筋状の汚れを付きにくくする。また、コンクリートの上に撥水剤をかけた。これもよかったようで、7年たった今も目立った汚れは付いていない。しかし、質のいい撥水剤は結構かかるので、当初はどうしようか迷ったのだが、後でやることになると足場を組んだりして大変なので、頑張ってやったのがよかった。よく目立つ南面と西面は上質の撥水剤にして、あまり目立たない面はグレードを落として節約した。
ただ、撥水剤も経年によってはがれてくるので、10年に一度くらい塗り直すといいようだ。 ’09.7.1

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