今までは代々伝わる古い家でもあったため、新築では室内環境の良い、また港区でもあるため大地震にも耐え津波でも流されない家を設計依頼させていただきました。
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依頼された経緯を教えてください。
以前より土地有効利用にて賃貸マンションなどを設計・企画を行っていました。今回は国交省の土地収容等と絡み国交省との打合せから自宅の移転を考えました。
依頼内容を教えてください。
今までは代々伝わる古い家でもあったため、新築では室内環境の良い、また港区でもあるため大地震にも耐え津波でも流されない家を設計しました。
数ある設計会社の中から弊社を選ばれた理由は何ですか?
賃貸マンションの設計を数棟行っており、そのときからのお付き合いで任されました。
設計で特にこだわった部分はどんなところですか?
風通しの良い明るい家。庭に向かって開放的ではあるものの、道路からは除かれにくいプランにしています。住宅ですので、お客様が安心できる家相も考慮しました。また、家族それぞれの団らんやプライバシーのバランスを考慮しています。
設計のコンセプトや完成までのストーリを教えてください。
敷地はほぼ長方形の456㎡、間口22m以上、という条件のよい土地でしたが、間口が広い故に道路からの視線をどのように遮るか、また、西側にある7階建てのマンションの存在感を、いかにお施主様の生活に感じさせないようにするかがポイントでした。
今回、前後左右で高低差をつけることで、奥行き感を出し、建物をより変化とリズムのあるものにしています。
また、西側のマンションの存在感を消すためと西日を遮るために、袖壁を大きく張り出し、外観デザインのポイントとしました。